政府支援　太陽光パネル・自動車リサイクル拠点10ヵ所を整備へ

政府は2026年度以降、太陽光パネルや自動車などのリサイクル拠点を国内に約10カ所整備する方針を固めた。廃棄物の再利用を通じて、産業育成とレアメタルの確保による経済安全保障の強化を目指す。 対象となるのは、太陽光パネル、自動車、蓄電池、鉄くずなど、資源価値の高い廃棄物である。これらには、リチウムやニッケルなどの貴重な資源が含まれており、現状では海外流出も課題となっている。 政府は2025年度から調査を開始し、回収拠点の選定を進める。拠点整備は民間主導で実施され、エネルギー対策特別会計から数百億円