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スズキ株式会社が、マイクロプラスチック回収装置を搭載した船外機の生産を開始した。2020年から開発が進められ、モニタリング調査や改良を経て今回の生産開始に繋がった。 海洋プラスチックごみは、他のごみ問題と並んで大きな問題になっている。特に自然環境下で微細に破砕されたマイクロプラスチックは海洋の生態系や人体にも影響を及ぼすことが指摘されている。 スズキはこうした問題に対処するため、船外機がエンジン冷却のために大量の水をくみ上げながら走行し、冷却後にその水を戻す構造であることに着目し、戻り水用ホース