再エネ電力由来のカーボンクレジット1年で2倍に高騰か

東京証券取引所カーボン・クレジット市場が開設から約1年を経過し、市場価格が約2倍という急激な上昇を見せている。この予想を上回る価格高騰は、企業の排出量削減戦略に大きな影響を及ぼす可能性が出てきた。 一年で2倍の価格上昇 再エネ電力由来のクレジットは、取引量の6~7割を占める主力商品として市場を牽引。2023年中は1t当たりの平均価格が3000円前後で推移していたが、2024年6月頃から上昇傾向に転じ、11月には約6000円まで高騰した。 当初、CDP(※1)やSHK制度(※2)への報告時期と重な

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