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2024年8月28日までタイのバンコクで行われていたプラスチック汚染対策条約(プラスチック汚染に関する国際的に法的拘束力のある文書)の会期間会合では、段階的に廃止される可能性のある最も問題のあるプラスチック製品や化学物質をどのように決定するか、そしてプラスチック製品の設計ルールをどのように条約に盛り込むなどが専門家間で話し合われ、いよいよ年末に迫った条約の合意に向けて大詰めを迎えている。 プラスチック汚染条約の変遷 2022年のOECD(経済協力開発機構)の報告書によると、世界のプラスチック廃棄