イトーヨーカドー、SAF原料製造を見据えた家庭系食用廃油の回収を開始

イトーヨーカドーは、2024年9月より専用リターナブルボトルを利用した家庭系廃食用油の回収拠点を都内の25店舗全店に拡大する。さらに2025年までに、全国のイトーヨーカドーとヨーク全店舗まで回収拠点を拡大し、年間で累計25tの回収を目指していく計画だ。背景として、事業系の廃食用油は年間40万t生じ、約95%のリサイクル率となっているのに対して、家庭系は年間10万t中、4%しかリサイクルが進んでいないことや、ENEOSが将来的に開始するSAF(持続可能な航空燃料)原料の製造に向けた原料調達網の拡大